『こち亀』の最終回がひどいって言われてるけど、どんな内容だったのかな？
『こち亀』は、40年にわたって多くのファンから愛されてきた作品だから、それぞれ期待するラストが違ったんじゃないかしら？
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』通称『こち亀』は、1976年～2016年までの40年間、週刊少年ジャンプにおいて連載されていた大人気ギャグ漫画です。
交番勤務の両津勘吉は、警察官でありながら破天荒で非常に短気で問題行動ばかりしています。。お金にがめつく、いい加減な性格の持ち主。
しかし、人情味あふれる一面を持ち合わせており、子どもやお年寄りには非常に優しく思いやりのある行動をしているのが魅力です！
そんな『こち亀』が、惜しまれながら2016年の9月17日に最終回を迎えました。
長きにわたって数多くのファンに愛されてきた作品であるため、最終回の感想の中には「ひどい」「思っていたのと違う」といった声もチラホラ…
そこで本記事では『こち亀』の最終回がひどいと言われている理由や基本情報、主な登場人物について徹底解説していきます。
マンガ博士あらすじや登場人物についても紹介していくので『こち亀』をこれから読んでみようかな？という方も参考にしてほしい！
『こち亀』の基本情報
『こち亀』の出版社や作者などの基本情報についておさらいしていきましょう。
| ジャンル | コメディ／ギャグ／アクション／人情 |
|---|---|
| 作者 | 秋本治 |
| 出版社 | 集英社 |
| 掲載誌 | 週刊少年ジャンプ（1976年42号～2016年42号） |
| その他情報 | 連載中の単行本は200巻（連載終了後に201巻が刊行） 40年間1度の休載もなく連載された（週刊少年ジャンプで歴代最大記録） 累計発行部数は1億5650万部超え |
『こち亀』の凄いところは、人気だけではありません！
40年間という長期間にわたって「週刊少年ジャンプ」に連載されていましたが、その間、1度も休載していません。
マンガ博士これは、なかなかできることではないぞ！少年誌の最長連載記録ともなっているのじゃ。
『こち亀』の主な登場人物について紹介
『こち亀』の登場人物は、皆が個性的で親しみやすいキャラクターばかりです。
主な登場人物について確認していきましょう。
- 『こち亀』の主人公。人情味あふれる人柄で、繋がった眉毛がトレードマーク
- 浅草出身で下町育ち
- お金が大好き。ギャンブルも同じく大好きである
- さまざまな技能や専門知識を持って動き回っている
- 些細な事ですぐ怒る
- 派出所勤務で両津の後輩
- 世界的大企業である「中川コンツェルン」の御曹司
- 車が大好きで、よく高速道路を走っている
- 物語のヒロインで派出所勤務
- 世界有数の企業「秋本貿易」の社長令嬢
- スタイル抜群で射撃の名人でもある
- 両津たちの上司で、部下を厳しくも温かく見守っている
- 頑固で少々怒りっぽいところがある
- 将棋・柔道・剣道の有段者
- 新葛飾署の交通機動隊に所属する白バイ隊員
- 普段は気弱だが、バイクのハンドルを握ると人格が豹変。ワイルドで攻撃的な一面を見せる
- 警察官になる前は「関東男連合」の総長だった
マンガ博士主人公の両津勘吉は、ハチャメチャで数々の欠点があるのに、どこか憎めない魅力あふれる人物じゃ！
本田速人のギャップも良いですよね！作品を盛り上げてくれる、重要なキャラクターなんだよなぁ！
『こち亀』の最終回がひどいといわれる理由を考察
マンガ博士ここからは『こち亀』の最終回がひどいと言われている理由について考察していくぞ！
『こち亀』の最終回がひどいといわれる理由には、下記の3つが考えられます。
- 結婚の描写がなかったこと
- 普段と何ら変わりのないエンディング
- 単行本と雑誌版の結末が違った点
ひとつずつ解説していきます。
結婚の描写がなかったこと
『こち亀』の最終回がひどいと言われる理由の1つ目は、やはり多くの読者が期待していた「結婚」に関する描写がなかったことではないでしょうか？
両さんと麗子の結婚を待ち望んでいたファンも多かったはずです。
また、中川コンツェルンの御曹司である中川圭一の結婚を予想していた人も。
しかし実際には、結婚はもちろん、それを匂わせるような描写も一切ありませんでした。
マンガ博士この展開に落胆した読者も多かったようじゃ。
やっぱり40年間も続いた長期連載漫画だったから、主要キャラクターの恋愛事情も描いてほしかったわ！
普段と変わらないエンディング
『こち亀』の最終回がひどいと言われる理由2つ目は、普段と何ら変わりのないエンディングだったことが挙げられます。
40年間も続く連載は、なかなかありませんよね。
「どんな結末になるのだろう？」と意気込んで最終巻を手に取った方も多かったはずです。
読者は「最終回」を特別なものに考えています。40年も続いた作品であれば尚更ですよね。
気持ちに区切りをつけるためにも、真新しい展開や感動的なストーリーが欲しかったのかもしれません。
しかし最終回は、普段通りのドタバタ劇！拍子抜けした読者も多く『こち亀』の最終回がひどいと言われる要因となってしまったのでしょう。
単行本と雑誌版の結末が違った点
『こち亀』の最終回がひどいと言われる理由3つ目は、単行本と雑誌版の結末が異なっていた点です。
『こち亀』の最終回は、単行本と雑誌版の2種類があります。
単行本の最終回では、いつも通りコメディタッチで、最終回らしくない終わり方となっていたのが特徴。
一方雑誌版では、多くの主要キャラクターが一堂に会し、フィナーレを迎えました。
ファンの間では「なぜ、結末が異なるの？」「どちらが本物の最終回？」といった声が多かったのも事実です。
確かに、同じ『こち亀』の最終回で、異なる結末になるのは納得できないかもしれないね。
マンガ博士単行本ではこれまでの『こち亀』を貫き、雑誌版では読者への感謝を込めて、グランドフィナーレを描いたんじゃないかな？
作者の粋な計らいとも受け取れるぞ！
『こち亀』をお得に読めるサイト
大人気長寿漫画『こち亀』をお得に読むことができるサイトは、下記の3つです。
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まとめ｜『こち亀』の最終回がひどいと言われるのは結婚の描写がなかったことも大きい
本記事では『こち亀』の最終回がひどいといわれる理由や基本情報、登場人物について詳しく解説してきました。
『こち亀』は1976年～2016年までの40年間、週刊少年ジャンプで連載されていた大人気作品です。
数多くのファンがいるからこそ、最終回に対して、それぞれの思いがあるのも事実。
「両さんの結婚が見たかった」「最終回らしくなく、いつも通りドタバタ劇で幕を閉じてしまった」など、辛辣なコメントがあるのも仕方ありません。
しかし「こち亀の最終回がひどい」という意見は一部の声。
長年『こち亀』を愛してきたファンの間からは「こち亀らしい最高のラストだった」「終わってしまうのは悲しいけれど、お気楽な終わり方が逆に良かった」など肯定的な意見もたくさんあります。
多くの人に愛されてきた作品であることに違いありません。
連載が終わった現在でも、度々話題に上る『こち亀』。
今後の展開からも目が離せませんね！最後までお読みいただきありがとうございました。以上、参考になると幸いです。